<日本時間の22日>
いよいよ出発。準備不足も甚だしく。決して時間がなかったわけではなく、ただただ面倒っちいことを先送りしたが故。因果応報。
11:40のスカンジナヴィア航空のコペンハーゲン行き。荷物をとてつもなく減量したおかげで、16kgに収まる。まぁ持ってきた本3冊やからねぇ…。コペンハーゲンには10時間ちょいで予定通りの現地時間16:05着。煙草が切れかけてたので(とは言っても煙草を持ってきていないわけではなく、預けてる荷物にそれはそれは明言できないくらいの量の煙草が潜んでいる。→結局ブリュッセルでは税関チェックなし!!)、10EUR札でお買い物。クローネがどれくらいの価値なのか…分からず。
機上にて:二人掛け席の隣に人がいない状況で比較的ゆっくり。で、残り4時間くらいになって、CAの人が来て「ちょっとトラブルがあったので席代わってくれません?」(日本語)と聞かれる。変わった先でも席二つ使えるとのことで別にいいよ、と。ちょっと前の方に異動させられて真ん中5列の席に異動したんだけど実質的には3席自由に使える状況。問題ない。着陸間際になって、「席移動してくれて有難う」とお土産も。チョコレートの詰め合わせ、有難い有難い。出発直後から、「席についてる映画とか音楽聴くマシン」(←何て言う?)が故障だから日本語字幕が表示されませんと。けどそのために、通常は有料の食後のアルコールが無料に。しっかりコニャックをいただきました。有難い有難い。
<欧州時間の22日>
コペンハーゲンで2時間ほど待ち、ブリュッセルには所要1時間半の19:35着。いよいよ着いてしまいました。なかなか寒いし。
で、まず最初の困難。ブリュッセルで一日泊めていただこうとしていたところに連絡がつかず…、9時半を回った段階から宿探しをする羽目に…。とりあえずMidi駅に来ていたので、その周辺。高いねぇ~Ibisなんて150EURぐらいっていうし。ふと思うと、ブリュッセルにはどこに安ホテルがあるのか(ないのか?)分からない。思い立って北駅周辺をうろついてみるが、全て満室…。「今日はこの周辺はどこも満室」だよと教えてもらって。その後…植物園→南駅なんかをぐるぐる回るも満室だらけ。もういい加減夜も遅いし、ぼっろぼっろに疲れているし…どこでもいい。結局あんまり行きたくなかったけど中央駅と南駅の間に75EURのホテルを見つけて妥協、時間は23時45分、歩いた~。つっかれた…。
ということで、気持ち的にも物理的にも長い「22日」でした。
早起き。8時前にはホテルを出てトラムと地下鉄。フランス語共同体関連の建物がまとまっている一角にあるCGRI(Commissariat générale aux Rlations internationales de la Communauté frtançaise)へ行く。ちょっとした手続きと説明。担当者が今週いっぱい休みということだったけど、代わりの人がすごく分かり易く、すごく迅速に説明してくれて20分足らずで終了。9月分の奨学金と「宿泊一時金」の1,080EURの小切手を貰う。
奨学金:月790.94EUR。現時点の相場1EUR=155.2円(EURちょっとあがった!?一週間前は140円台やったのに)で考えると、月に12万2754円。本当にいただいていて何だけど、安いよね。授業料関連や保険は面倒みてくれるけど住居費と生活費は自分もち。とは言え、頂けるだけ尊いはなし、感謝感謝。ちなみに、大学からの書類で「登録料811EURが必要!」ってのが来てたけど、確認したらこれも払ってくれるよう。ちゃんと確認した。登録の際に払えと言われたら請求書をCGRIに送れと言えとのこと。よかった~(*^_^*)
で、そそくさとブリュッセルを後にリエージュへ。ICで一時間ちょっと。近い!リエージュは数回しか来たことのない街。
これらかの「住み家」探しをする。大学寮があるんだけど、とりあえずそこに2週間ぐらいいてその間にゆっくりとkot(≒ワンルームマンション)を探そうと考えていた。浅はかな考え。出発間際に問い合わせのメールをして、返事をもらう前に家をだたわけ。リエージュについてその足で町の郊外にある大学寮に向かう。で、結果は「満室」とのこと…!?。もう仕方ないので(だいぶ焦りつつも…)大学のService de logementのマダムを紹介していただいて。街の中心にあるそのオフィスを訪ねる。
とりあえず気のいいおばちゃんで、「家賃月300EURまで」&「ネット接続必須」という2つだけの条件を伝えると、5物件ぐらい紹介してくれる。とりあえずそのうち3件連絡がついて訪ね回る。おばちゃんはもし決まらなかった時のために、リエージュのユースに電話をして空き部屋状況まで聞いてくれた。いきなりで面倒だった(感じはちょっとした)ろうけど、ありがとうです。
で、結局決めたのはブリュッセルからの電車が着くLiège Guillemins駅から徒歩10分弱のkot。この駅はタリス(Thalys)が発着するリエージュの鉄道的中心地、ではあるけど街の中心ではない。とは言っても、中心からもそれほど遠くない。大学までバスを使えば10-15分程かな。
この物件に決める際のポイント:
【利点】
・家賃:何といっても圧倒的に安い!!月180EUR(光熱費込み込み)
・無線LAN完備:無料で
・マダムがよいっぽい
・駅近、バス停近
【欠点】
・共同シャワー、共同トイレ:1フロア4人で
・家具がまったくない!!!ベットのマットレスすらなし!!!
・12カ月契約
・マダムがとてつもなくきれい好きっぽい
まぁとにかくここに決めました。ということでネットができてます。
家具揃えるのわりと大変かも。物価高いし、車でお買い物とかできないし。今日は「住み家」探しにまる一日かかったので、予定してた大学の登録は明日。
<本日の予定>
-大学でadmissionをもらう。
-大学の登録をする。
-奨学金の小切手の現金化する。
-役所で外国人登録する。
-大家さんに「保証金」を払う。
で、終わってみれば、なんのことはない全く別の一日。
<実際の活動>
-大学でadmissionをもらいにはいく → 不備。
-在ベルギー領事館に「国籍証明」について問う。
-奨学金の小切手の現金化する。
-ブリュッセルに赴き「国籍証明」の申請をする。
-「賃貸契約(bail)」についての説明を受ける。
結局は大学関係・役所関係の大物手続きが終わらなかった。要因はただ一つ。「国籍証明(certificat de nationalité)」を忘れてた。忘れてたというより、そんな書類の存在があるとは知らなかった。パスポートで代用できると思い込んでた。またまた自らのミスから、身から出たサビ。「なんしかなる」って行動指針を反省する。もっと計画性のある人生を。
まぁ当然のことながら窓口の女子にお願いしたところで駄目で、領事館にいって「国籍証明」をとってこいとのこと。そりゃ仕方がない、けどブリュッセルまで行くのはつらい…。たぶんすぐにできる書類ではない気がする。領事館に電話して聞いたら(サイトに出てる電話番号が変わってる!?)、ベルギーでも作成できるけど4日間必要とのこと。大学の登録が今月末までなので急がないと。すぐ行きます。しかし領事館が12時で休憩に入るので、結局ブリュッセルに行くのは昼からになった。
時間が空いたので銀行INGへ行って小切手を現金化。とてつもなく人のいいおっちゃんなんだけどあまりにも仕事が遅い。パスポートを見ながら間違いなく業務に関係のないことを(興味から?)いろいろ質問してくる。窓口が一つしかないものだから、だんだん後ろには列が…。なんだかんだで20分ほど。問題なく現金を得たんだけど、行列は10人弱ぐらいになってた。ゴメンナサイm(__)m 毎回思うけど、この行列を意にも介せない強い心。慣れなければならないんだろうな~。けどなんか後ろを思いやる「優しい気持ち」、なくしたくはない。
ブリュッセルに行ってすぐ帰ってくる。往復で25.80EURもかかるわけで…。さらには国籍証明書の発行代が27EUR!暴利とは言わないまでも、交通費を考えるとなかなかお高い書類になります。あっ、明後日に(通常は4日かかるみたい、大学の登録のために早くしていただいた、感謝)またブリュッセルに取りに行かないといけないからその交通費も加算される。
賃貸契約(bail)については、夜に家賃2カ月分の保証金(caution)を大家に払いに行ったら、銀行に特別な口座(compte spécial)作ってそこにおさめとくシステムとかで、明日契約書にサインしてあらためて大家と2人で銀行に行くことに。で、大家が絶対に譲らなかった「12ヵ月契約」論。彼女、ほんとうにほんとうにちょっと感情的になる程までに譲らなかった。怖いね~。これによって途中で解約して別の部屋に行くのが面倒になったわけだ。まぁ最悪、保証金を捨てて勝手に家を出るって手段も残ってるけど(-。-)y-゜゜゜ それよりも悲しいのが9月ちょっとしか住まないのに9月分丸々の家賃が必要とのこと!これは日割りでしょ~!!まぁ家賃が安いし「家なき子」を救われた形なんでいいかなと思ったんだけど、やっぱ悔しいので交渉。光熱費が規定を超えたら追加料金を払うって条項をとっぱらってもらった。契約書にも書いたし、悔しいので思いっきり光熱費を消費する!!!!! 私、意地が悪いのです。
今日も朝早くから「事務手続き」に駆け回りました。まったく研究生活ではない雑務の連続。
I. 外国人登録:
8:30オープンの役所(Cité administrative)で外国人登録。正式名称は分からないけど。チケットを取って待つこと50分。どれだけたばこを吸ったか。相変わらず「待つ」、コレ基本。手続き自体も40分、とっても気のいいおっちゃんが相手で和やかな作業。7年前にMonsで登録しているからちょっとは簡易になるよう。ただ、「今日はパソコンの調子が悪い、遅い」とのこと。
とりあえず「仮のID(carte d'identité provisoire)」はもらったけど、本当のIDを手に入れるには、①大学に登録した証明、②警察による確認、を得た後とのこと。7年前には警察云々なかった。今回は父・母の名前まで聞かれたし、母の旧姓まで!? ありえない、なんか段々きびしくなってくるね。EUの理想的な理念がヨーロッパという限られた枠内で着実に進行する一方で、その外にはより強固に壁を作る構図が見えてくる。じゃまくさい。国を護らなば、国を護らなば。登録料12EUR。
II. バスの一か月パスを購入
リエージュ市内は公共交通機関としてバスがたくさん走っている。ただしブリュッセルのような地下鉄・メトロはなし(=無賃乗車=いけないことができない)。バスに乗るんだけど、市内は一回1.3EUR、一日券が3EUR。大学行くのに使うし、そのほかなかなかバスは便利そうなので、一か月パスを購入する。Maison de TEC というバス会社の窓口で、写真を提出し、住所を伝える。「身分証明(carte d'identification)」と「パス(ticket de validation)」の2つからなる。一か月(30.50EUR)と一年(270EUR)があるけど、とりあえず一か月を選択。残念なのは、本当は今日から使いたかったのに、一か月パスの始まりは1日か15日からとのこと。しばらくの思慮ののち、10月1日開始を選択。ちなみに、平日はリエージュの市内(urbain Liège)だけ利用できるけど、土日祝はもっと郊外までいける。
III. 口座の開設、の予約
出来上がったばかりの「仮のID」も携えてオペラの近くにある銀行INGに行く。早く口座を作りたかったんだけど「現住所/日本の住所を証明する書類」(日本の運転免許でもいいって言ってたけど日本語表記だからなぁ、大丈夫なのかな??)が必要とのことで月曜日にRendez-vous。
IV. 賃貸契約の特別口座
昼から大家と銀行Fortisの前(家の前だけど)待ち合わせて、保証金360EURをあずけるための口座を開設する。この口座は契約(つまり12ヵ月分の家賃をはらうということ)を満了しなければ手をつけれないもの。たかだか360EURのためにわざわざこの手続き。基本的に人を信じないということに依拠するシステム、そのような文化。まぁ日本の敷金・礼金システムも大分怪しいけど。
以上、「手続き」に明け暮れてます。
…なんとも「証明写真」を大量に消費する社会だ。
今日も早起き。こっちに来てからというもの本当に健全な生活リズムで、健康になってしまいそうです。朝からブリュッセルへ。まずは、ブリュッセルで昨年お世話になったマダムの家に挨拶に。お土産持参で。なかなかに久しぶりの光景で、ただしルイーズ付近の工事はまだ終わってないようで。
13:30きっかりに大使館で「国籍証明」を手に入れたらすぐにリエージュへ舞い戻る。大急ぎでバスに乗りリエージュ大学へ。明日からは週末。どうにか今日中にAdmissionをもらって入学の登録を終えたい。しかし、リエージュから1番のバスに乗り込んですぐ、駅前の工事中の個所でバスが止まる。止まる。何かと思えば工事のクレーンが道を占領して資材を運んでいる…。う~ん、急いでるのに!!日本だったらきっと夜中に工事したり、交通整理しながらしたりすると思うけど、結局ここではその場で作業が終わるまで20分待ち。駄目だ~。バスの後ろにできた車列からクラクションの嵐、でも作業は続く。そんなものか。
3時半前には大学に到着、早々にService des Admissionsへ。必要な書類:①手続き費用5EUR、②大学院の博士課程の履歴、③国籍証明書。「国籍証明」はちゃんと問題なかったんだけど、今度は②博士課程の経歴でケチがつく。博士課程の成績証明書を提出したんだけど、2005年と2006年の分の成績がない。それはそう、休学していたから♪その間は「大学を中断してた」と説明しても、それは何故か、その間の授業料はどうしたのかなど質問の嵐。さりとて高尚な理由があっての休学ではないので説明しにくい、ので"raison familiale"というこにする。そして休学中は授業料がかからないことを説明する(ベルギーではかかるらしい)。どうやらその2年間、成績が出ていないことは試験を「失敗」したということに受け止められるということらしい。結局のところこの2年間は「仕事もせず、勉強もせず(ni activité, ni étude)」だったということにする。担当者にも(面倒はイヤ)、僕にとっても(マイナス評価はイヤ)最善の方法というこで。うまい言い方だ、けどなんとなく「ニート」を彷彿させる表現ではある。ただしそのことを証明するために、「宣誓書(Déclaration sur l'honneur)」を書かされた。いずれにしても、試験に「失敗」したという経歴は相当にマイナスに作用する文化なよう。そもそも大学院の博士課程の授業なんて試験も何もあったもんじゃないんだけどね、日本。
そんなことがあったわけで、その後ぜひとも終えたかった「登録」は16:00までで間に合わず。来週に「手続き」を持ち越すことになりました、結局。
土曜日、週末。当然のことながら追われていた事務手続きは一休み。いつもは信じられないくらいウルサイkotの住人も、ほぼすべてがベルギー人とのことで帰郷しているのかさすがに静か。よい天気だし。IKEAにお買い物に行こう。
街中のSaint-Lambertから75番のバスで20分くらい、郊外のHongnoulにあるIKEA。
実はIKEAには行ったことなかったんだけど…すげ~~~~!!!ちょっとテンションが上がってドキドキしながら歩き回った。一人ニヤニヤしながら。危ない…。安いね~なんかこの物価高のヨーロッパの感覚がおかしくなるくらい。フォーク、ナイフ、スプーン(大・小)が2本づつのセットで2.99EUR!買った。本日のメインは、ベットのマットレスとフライパンと電気スタンド。いいマットレスがあったんやけど、送料代をケチってくるくるまけるお安いのを。フライパンは大小2つセットを5.99EURで。ついでにフライパンのフタも購入。駄目だ(>_<) いらんものまでばんばん買ってしまう…。
大きな荷物をさげ帰途へ。しかし、今日は土曜日バスがあまりない。次のバスまで1時間20分ほど。よし、良いお天気なのでAnsの駅(Liège Guillemins駅の隣駅)まで歩こう。途中で富士山(写真:下左)を眺め、気持ちの良い空気の中1時間ほどでAnsの駅へ。Guilleminsまでの一駅区間で1.6EUR。切符を買ったものの、30分ほど待ち時間があったので駅前のcaféに。太陽の下でビールを飲む。
ただしこのcafé、ビールの品揃えが…。「リエージュのスペシアルなビアーは何?」と聞くと、Jupilerを勧められるし…。教訓:ベルギーのどこのcaféでも多数のベルギービールが飲めるわけではない!!!みんながみんな大量にそろえているわけではない!!!そりゃー大阪のDolphinsの方が種類は多いさ。
Leffe 3EUR
Ciney 2.2EUR 。。。多少高い気がするけど、テラス代を含めた値段なのか、それともぼられたのか。
…買ってきたマットレス…思いっきりサイズが小さかった…、感覚勝負は駄目です。
リエージュ・ベテランの方に教えていただいた今日Laveuで行われるというbrocanteに向かう。8時からということで、わりと早目に家を出て、30分ほど歩いて着いたのは8時15分ぐらい。またポツポツの出店ぶり。目当ては「マキネッタ」と「ポテト製造機(=フライヤー、friteuse)」、雰囲気的に店が増えれば出てきそうな気もするので、近くのcaféで時間潰し。節約して本日はJupiler(1.5EUR)×3。一時間ぐらい時間を潰して再び会場に向かったけど、残念ながら目当てのものはなかったんだけど、なかなか楽しい雰囲気でよかった。今日もよい天気。
口座を開設しに銀行INGへ行く。必要書類は、①パスポート、②kotの賃貸契約書、③外国人登録書。手続き自体はスムースで30分ほどで口座が開設できたはできたんだけど。"compte à vue"と"compte de livret"の違いが何度説明を求めてもうまく理解できなかった。まぁいずれ分かる時が来るかもしれません。ついでに、kotの「火災保険」についても見積もりだしてもらう。これはベルギーでは「義務」だというはなし。大家さんに前に言われたんだけど、なんとなく有耶無耶にしてた。どうしよっかな。年に65EURくらい、で月払いもOKとのこと。
大学の登録。受付の手伝いをしてる学生さんの援助で ― 待つには待つんだけど ― すんなり。登録完了。登録料811EUR!これはCGRIに払ってもらわないと。これは払いたくない。ついでに大学内の「現代語高等研究所(Institut Supérieur des Langues Vivantes:ISLV)」に、外国人学生のための夜のフランス語授業の申し込みに行く。受付は閉まってたので、申込用紙をポストへ、ぽんっ。
コレ↓買った。ずっと「夢」だった。けど熱くならない…。壊れたかも!?使い方間違っているんかな…。
朝から雨。18時から大学の外国人のフランス語の授業のクラス分け(?)テストを受けに行く。博士課程の学生(doctrant)です、けどフランス語の授業は受けるのです。
今日は「筆記試験」。フランス語「読む」のはなかなかできると自負してたんだけど、テスト難しかったな~。
石部尚登(いしべなおと):naoto19@aol.com