明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
Je vous souhaite une bonne et heureuse année.
昨日帰ってきてからそうなんだけど、雪。
さて、今日から真剣に博論執筆期間に入る。
論文を書く日々。昨日かちらちら kot の住民が戻り始めてきた。新年のご挨拶、のみ。今日は Mattiheu もパリから戻ってきた。飲もうって来たんだけど「今論文書いてるから」と。付き合いの悪い奴だ。「飲みの誘いは断らない!」を人生のテーマとしてきたんだけど、今回ばかりは。
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日記の更新が滞る。「論文にかかりっきりで日記を更新する時間もない」と言う訳ではなく、引籠ってずっと書いてる訳で「日記を更新するためのネタがない」ってのが本当のところ。
飲んだら寝てしまうので、アルコールも控え、ずっと書いていた一月。
「いまは自分には、幸福も 不幸もありません。ただ、一さいは過ぎて行きます」
変化のない一か月、でもその間にも印象的な出来事も。
・先月出していた論文要旨を読んでもらって上での、今年初の指導教官の指導。大きな問題から、論文の書き方のような問題まで、細かく細かくコメントをいただいて、とてもよい時間だった。なりよりもやる気にさせてくれる。それってもしかしたら先生の大きな資質の一つなのかも。「指導」。
・ワロニー語の授業、だんだんついていけなくなってきたので、通常は当日に全部配られる資料を、予め送ってもらうことにした。つまり僕だけ「予習」して授業ののぞむシステム。先生は快く了解してくれて、「Bonne découverte ! Bonne préparation !」というメッセージと共に、資料を送ってくれた。
予習のための一つの問題。辞書の問題。リエージュ・ワロニー語の辞書としては
HAUST, Jean (1933) Dictionnaire liégeois, Vaillant-Carmanne.
がある(使えるものとしてはという意味で)んだけど、これがなかなか手に入らない。古本屋でも見つからない。この第三巻の『フランス語・リエージュ語辞典(Dictionnaire français-liégeois』の復刻版はFnacなんかでも売られているんだけど、フランス語→ワロニー語ってのは、少なくとも、今はいらない…。
そこで、役立てているのはオンライン辞書(http://www.freelang.com/enligne/wallon_liegeois.php)。この作者も、日本人によってワロニー語の「授業」のための予習に使われるとは夢にも思っていなかったことでしょう。
石部尚登(いしべなおと):naoto19@aol.com