今日は天気が悪い。寒い。朝7:00起床で、すぐに朝食25F(クロワッサンとcaféだけ)を食べ、8:00には出発。hôtelのmadameはとっても丁寧、帰り際にポストカード(carte postale)を貰う。
[Lourdes]概してこの町は旅行しやすい。hôtelはうじゃうじゃあるし(それも安い)、restaurant、café、barも安い。人は親切だし。大体ほとんどの店で仏・伊・独・英語が通じる(らしい)。年寄りが多くて時間がゆっくり流れているし……、よい。ただ有名な教会にけちつける気はないけどあの教会はどこから見てもシンデレラ城にしか見えない(夜はライトアップするし……)。
さて駅に着いて一苦労。沢山人が並んでいるのに窓口は一つしか開いていない。そして発券用のコンピュータがまた遅い。もう痛々しい。最後には出口の自動ドアが開かなくなる。本当に痛々しいフランス。昨日の激しい雷のせい?どうにか、とりあえずOloron-Ste Marieへ!
[TGV]TGVと新幹線はやっぱり違う。平坦な畑の中をどれだけ速く走っても、新幹線は日本のあの起伏の激しい地形を克服しての300km/hだからレベルが違う。それにTGVは定員しか乗せない。新幹線のように乗車率150%なんてことがないんだから。
Pauで乗り換え2両編成の小さい電車でOloronへ。客は殆どいない。各駅に止まりながら山の中をゴトゴト。
Oloronに着いて、とうとうやってしまった。初のウンコ踏み!!いつかはそういう日が来るとは思ってはいたけど、かなりブルーに腹が立つ。おまけに引いていたキャリーバックも初のウンコ踏み!!ティッシュで応急処置はしたけど、何故?僕がこんな目に?残念ながら曇り・雨でPylénéesは見えないし。はぁー、caféで一息入れる。
[ Oloron Ste-Marie] Pylénéesのふもとの小さな町。まぁ3時間でゆっくりと回れる。目玉は église St-CROIX。6世紀に建てられたものらしく確かに古い。けど、飾りつけれれた他の教会に比べてその質素さがなんとなくいい感じ。山の上にあって眺めもいいし(晴れていたら絶景だろうに・・・・)。趣深いよ。
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| Oloron Ste-Marie
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うーん、接続がうまく行かない、1時間半でPauからBayonneまで行けるのに、3時間待ちとは……。どうせなら知らない街に行きたいので1時間後の電車に乗って途中のOrthezまで行こう。と思ったが、途中下車出来るか不安なのでPauで3時間潰すことに。また無料のfuniculaireに乗り、centre villeでcaféに入る。お得意のpizza au saumonを食べ、これまたお得意のvin rouge en pichet, demiを飲む。うー、大満足。bièreを飲みながら家に始めてのcarte postaleを綴る。計100Fまたお金使ってしまった(反省)。
16:26のtrainに乗ってBayonneへ。Bayonneに着いた時には17:00をまわっていた。平気で遅れやがる。そして僕は疲れていた。車内ではl'equipeを読んだ。そしてその中の小さな記事に、土曜日に行われるFrance-Angleterreのフレンドリーマッチ(match amical)が一万席売れ残っているというのがあった。フランスVSイングランドって、いくら親善試合だといってもものすごい試合だ。それにDeschampsの引退試合ときたものだ。そして会場はSt-Deni Stade de France。行かねばならぬ。と言うことで土曜日はParisに戻ることに決定!
さらにサッカーについてもう一つ。何と!マラドーナが復活するらしい。記事によると『現在、キューバでドラッグ依存症の治療を行っているDiego Maradona(39歳)は、兄弟のRaulとHugo(覚えているかな?日本でプレーしていたあのウーゴ・マラドーナ)と共に、アルゼンチン2部のAll Boysでプレーする事を希望している……云々』。こりゃアルゼンチンにも行かねば。
Bayonneでは小バイオンヌ(Petit Bayonne)で、Eglise St-André前のhôtel des Basquesに宿泊。料金は140F。これは安い。もちろんWC、doucheなんてないけど、部屋はきれい。これで十分。お金節約のためresutaurantには行かず、supermarchéで食料を調達、でも50Fかかってしまった。おいおい。
hôtelでは受付けのmonsieurが最初あまり愛想が良くなかったけど、「土曜日にあるフランスとイギリスの試合が見たいんだけど、どこでチケットが買える?」って聞いたら、突然、嬉しそうに説明を始めてきた。途中で彼もエキサイトしてきて英語を使って説明してきたけど、こっちがずっとフランス語で返事をしていると、またフランス語での説明になった。すごく細かくバスの乗り方まで教えてくれて(チケットを売っているcarrefourに行くにはバスに乗った方がいいらしい)、「merci, merci beaucoup」と言うと「C'est normal」と言って分からないことがあったらまた聞いてくれと言われた。さらには部屋からフロントに電話で聞いてくれてもいいよって言ってくれる「N'hésitez pas」ってこと。やっぱり彼もfootballが好きなんだね。ついでにいうとDeschampsもBayonneの生まれだし(確かそう)ね。
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