朝7時にOsloに着き、予約、コインロッカーなどをぱっぱと終わらせ、8:11発のBergen行きに乗る。列車はまじで広いし快適、切り立った岩を潜り抜け、氷の張っている川を横目に、西へ西へ。雪が多く見られるようになってくる。外は荒涼たる光景。きっとごっつい寒いんやろうね。
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| 1303m |
| フロム線
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4時間半の乗車の末、Myrial着。10分程遅れたが、もちろんフロム線(Flåmsbana)への接続はOK。けど急いで窓口で切符を買う。Scanrailパスで30%引き、往復160NOK(2000円弱)、本当はFlåmからフェリーに載ってさらにフィヨルドを見たかったんだけど、12月はフェリー運休とのことで折り返すことにした。カードが使えず(機械の故障?もしくは職員の怠慢)、現金で払っため、残り20NKKに、何も出来ない……。どうしてここに鉄道を引いたのか、どうしてここに鉄道を引く事が出来たのか不思議なくらいの鉄道。見るものが全て信じられない光景の連続。45分でFlåmに着く。フィヨルド以外何もないが、フィヨルドだけで十分。1時間の滞在時間を多いに楽しむ。……。とにかく素晴らしい。ちなみにFlåmには日本語のパンフレットが用意されていた。
Flåm駅周りの土産物やさんには、どこも『sweaters & souvenirs』って書かれている。やっぱり寒いということか。Myrialに来る途中の峠越えでは猛吹雪で、こんなん外に出たら死ぬんちゃうかなって思ったけどFlåmでは完璧な程の快晴。フィヨルドも気持ち良く眺めることが出来るし、やっぱり日頃の(最近の?)行いやね。ただ1つ心残り。Flåmにある「FLÅMSBANA MUSEET」には是非行きたかったけど休業中。
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| Flåm駅 |
| Aurlandsfjord |
| Aurlandsfjord 2
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MyrdalからBergen行きの電車に乗車。4時過ぎに日の入りが見られる。天気の良さは素晴らしい。まさに『Twilight Express』。ただ外は極寒の世界。
Bergenには6時あたりに着く。hôtelを探すも大体において高い。どうせ明日の朝一でOsloに帰ろうと思っていたので、夜行でOsloに今日中に発つことにする。まぁ、夜行3日目ちょっとシャワーを浴びたいけど…・・、贅沢言うなら風呂につかりたい……。
しっかし、僕の英語はいかんともしがたいレベルまできているね。フランス語と混ざる混ざる。明らかに聞き取れる、フランス語の方が。あ〜ぁ、昔あれほど好きだった英語なのに……、insideって単語が出てこない、切ない……。
暗くなってからのBergen5時間はなかなか大変。時間が潰せない。ちょっと腹が減っていたので何かを食べる事に(けどレストランは駄目、節約節約。飲みに行けば5時間なんてすぐなのに)。節約時の強い見方、そうkebab。おっさんが英語話せなくて注文に一苦労だったけど、まぁ暖かい中で温かい物を久しぶりに食す。もちろんポテトマニアの僕に言わすとポテトの味はひどいものだが……。しかもcocaつけて69NOK(約850円)、これは高い。何のためにkebabやに、身を削る大出費。
その後、本屋を転々。「星の王子様」ノルウェー語版を探すため。さりげなくコレクションしていて、日・英・仏・バスク語版を既にもっていて、デンマークでもデンマーク語版を手に入れていたので、北欧4カ国制覇と狙っているわけ。けどどうしても見つからない。よし明日は首都Osloで勝負。
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| Bergen |
| 対岸Bergen
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ケーブルカー、往復40NOK(500円弱でやっぱり冷静に高い)。空気が澄んでいて絶景。景色は最高。函館山で視界1mだった悪夢は払拭された。しかしカップルだらけ、老いも若きもはやカップルカップル。かなり切なくなったよ。夜景はカップルってどこへ行っても相場は決まっとるんやね、夜景を1人で鑑賞する事を禁ずる法律でもあるんかいね……。まぁ素晴らしかった、しかしここより素晴らしいのは下からの景色(ちょうど逆、対岸から山を見上げる)。上手く説明できんけど、全くもって素晴らしい。その後1時間ぐらいてくてく歩いたけど、素晴らしい街、大納得(何が?)。
Marlboro1箱=64NOK(約770円)!!とても買えません、買いません。噂にたがわぬ物価高に思わず笑ってしまう。
(Malmö 23:00) ⇒ 7:00 Oslo 8:11 ⇒ 12:53 Myrdal 13:00 ⇒ 13:45 Flåm 14:55 ⇒ 15:35 Myrdal 15:45 ⇒ 17:52 Bergen 23:00 ⇒ (6:58 Oslo)
移動距離 1182Km
移動時間 16h14
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